「メシマコブ」のジュース割りで、余命1~2ヵ月から胃ガンと共存状態に

 

                            和田 碧(愛知県・53歳・主婦)

 

 平成12年の3月ごろから胃の調子が悪く、体重も10キロほど減ってしまいました。

 

 「これは普通じやない。病院で診てもらえ」と主人にいわれ、総合病院で診察を受けました。検査の結果、かなり進んだ胃ガンとといわれてしまったのです。

 

 「ウソでしょう」と、私は思いました。そこで、ガン専門の病院で精密検査をしてもらいました。でも、結果は……やはりガンでした。そして入院。とにかく手術をということで、胃の全摘出手術を受けました。4月けじめのことでした。

 

 でも、それだけではありませんでした。

 

 手術を終わったあと、胸膜に転移していることが分かり、腹水がたまる状態になりました。そのときの先生の言葉はいまでも忘れられません。余命1~2ヵ月と言われてしまったのです。

 

 その段階で、ガン専門の病院を退院しました。これ以上この病院にいても、絶対によくならないと思ったからです。親戚かいろいろと病院を探してくれ、末期ガンを受け入れている免歿療法の病院に移りました。この病院の患者さんは、それこそ余命いくばくもないガン患者さんばかりです。

 

 ここの先生は免疫療法に詳しく、「あきらめないで治療をつづけましょう。まずあなたがガンに負けない気持ちを持つことです」と言ってくれました。

 

 当然、手術も抗ガン剤もだめですから、どの健康食品が私に合っているか先生といろいろ相談しました。先生はいろいろな健康食品をあげてくださり、最終的に「メシマコブ」に決めました。これに自分の命を託しました。

 

 粉のままでは飲みにくいので、ジュースで割って飲むようにしました。量は1日3回、1回について3gです。それをきちんと朝6時、昼の2時、夜10時に飲みました。

 

 「メシマコブのジュース割り」を飲みながら、カレンダーの日付を×で消していきました。1日1日が怖くもあり、朝、目がさめて生きていることに感謝するようになりました。余命1~2ヵ月といわれてから、最初の1ヵ月が経ちました。私は生きていました。2ヵ月目の5月もすぎました。まだ私は生きていました。

 

 そして、3ヵ月目の6月も終わろうとする頃、変化が起きました。まず胸水がなくなり、胸膜に転移していたガンもどんどん小さくなっていったのです。レントゲンを見る先生の顔も、明るくなっていきました。

 

 いま退院して、自宅にいます。まだ転移したガンはなくなってはいませんが、別になくならなくてもいいと思っています。余命1~2ヵ月といわれた私です。その私がいまこうして生きていられること自体が奇跡です。ガンと共存できて、充実した日が少しでも長く送れればそれ以上望むものはありません。

ガン臨床医はなぜ「メシマコブを」使うのか  北用永志[著] 定価 1000円(税別)